書斎が紙袋で埋まって歩きにくいから、次々に郵便物の
封を破って、捨てていた。
雑誌もほとんど読まず、次から次に部屋の隅に投げ散ら
かしていく。
どこかに揃えていたら時間がかかる。
投げ散らかすしかない。
それをあとで妻が整理して数冊づつ紐で括って、
ゴミ出しに行くのだ。
その量があまりに多い。
午前中は紙袋の中の郵便物の処理だけで潰れてしまった。
この郵便物の多さは重大問題だ。
いつか、もう届かないように、遮断しなければならない。
わしの貴重な時間を奪われる。
遮断!遮断!遮断だ!